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解説07「芬陀院の庭(雪舟庭園)」

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東福寺の町内にこの芬陀院はあります。
門構えは重厚ですが、庭はどこかのんびりしたところがあります。

水墨画絵師の雪舟(1420-1506)が1460から1468年の間につくったとされる。今から550年前のこと。
近年1939年に重森三玲氏が修復した。庭園研究家の重森氏も雪舟作についてはそういって差し支えはないとお墨付きを与えている。
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庭に向かって右側の二段石組みの方が「亀島」。左側が「鶴島」これは折り鶴とのことで、肢体を折り曲げた姿か。
「鶴亀の庭」というと、南禅寺塔頭の金地院の庭が有名です。金地院の鶴亀は大きくて立派、さすが当時の天下徳川の鶴亀。こちらは、一人のアーティストの描く鶴亀。正直今の目からするとあまりリアルな鶴亀ではないですが、先にも述べたように、どこかのんびりとした平和で微笑ましい、小さな日だまりのような庭です。

この主庭の奥にも小さい鶴亀の庭があって、その奥の茶室の丸窓から覗くことができます。この小さい鶴亀の庭は三玲氏が現場で余った石で創作されたとのこと。目立たなくしてありますが静かな存在感があります。

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by pro_kawashima | 2018-03-17 23:38 | 庭の解説

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